歌詞解説「ネブラ / 彩葉ププ feat.初音ミク」

ネブラ / 彩葉ププ feat.初音ミク

イェア。今回は僕、彩葉ププのボカロオリジナル曲、「ネブラ」の歌詞に込めた事について、今回は詳しく書いていこうと思います。

※楽曲は聴いた人によってそれぞれ受け取り方・解釈が異なります。「自分の解釈を大事にしたい!」「作者の想いとか知ったらネタバレみたいでイヤ!」って方はブラウザバックお願いします。

 

それでは行ってみましょう~!

ネブラに込めたメッセージ

ネブラ / 彩葉ププ feat.初音ミク

殻の中から飛び出した
雨模様 いつ晴れるの
嵐の中ただ駆け出した
嗚呼

夢見る  君のそば
ドクドク バクバク 高く鳴る
僕はただ 恋をした
バクバクドクドク 早まる心臓
溢れる愛情

晴れやかな青に 君が 君が
僕だけの赤を 抱いた 抱いた
さぁ 可憐で艶やか純白な愛が
嗚呼 透明な君に混ざる

僕の
ラブベノム ドクドクバクバク
ラブベノム ドクバク
君の
ラブベノム ドクドクバクバク
ラブ混ざり星のよう

殻の中から飛び出した
誰もが皆 水中
僕らただただ泡の中
君は僕は泳ぐだろう
愛は深い深海へ

いつかは別れるの?
ドクドク バクバク 早く鳴る
いつまでもそばにいたい
バクバクドクドク こぼれる誘惑
駆け出す心象

おおらか緑の 木々が 木々が
紫の愛を 包む 包む
なぁ もうすぐ再び君に会えるのかな
嗚呼 黄色の差し込む光

僕の
ラブベノム ドクドクバクバク
ラブベノム ドクバク
君の
ラブベノム ドクドクバクバク
ラブ混ざり星のよう

純愛叫ばせせて

夢見てた 君のそば
ドクドク バクバク 強く鳴る
僕は今  抱きしめた
バクバクドクドク 渦巻く星雲
重なる愛情

晴れやかな青に 君が 君が
僕だけの赤を 抱いた 抱いた
さぁ 可憐で艶やか純白な愛が
嗚呼 透明な君に
ほら ほら

愛色の僕と 君が 君が
交わり合うこの 音色 音色
さぁ 僕にしか見せない君の色見せて
嗚呼 雷鳴のような鼓動

僕の
ラブベノム ドクドクバクバク
ラブベノム ドクバク
君の
ラブベノム ドクドクバクバク
ラブ混ざり星のよう

ネブラの歌詞全文を上に置いておきます。

まずタイトル「ネブラ」の意味ですが、宇宙に漂う、塵やガスでできた天体を呼ぶ、「nebula(星雲)」と、そのネブラを逆から読んで「ラブネ(愛 ね)」というダブルミーニング的な感じです。

星雲は綺麗でいろんな色のやつです。画像検索してみてください。

そしてこの曲に込めたメッセージそれは、

「毒された純愛」です。

誰かを愛する気持ち。純粋な「好き」という気持ち。でもそれは「独占欲」「性欲」「承認欲求」など様々な欲に蝕まれていき、それは綺麗にも醜くも見える。

という僕の実際の恋を元に曲を作りました。

ここから歌詞を作り、ガスや塵といった汚い印象を持つものの集まりであり、姿は綺麗に見える「星雲(ネブラ)」をタイトルにしました。

歌詞に様々な色の単語を使いましたが、これはいろんな色(想い)が混ざり、それは綺麗な色にも汚い色にも見えるということを意味しています。

それぞれの歌詞を徹底解説

まずは1コーラス目のAメロ

「殻の中から飛び出した
 雨模様 いつ晴れるの
 嵐の中ただ駆け出した
 嗚呼」

この時、僕の愛は生まれたてです。殻の中に大事に包まれていて、綺麗な状態でした。

しかし殻の中にいては愛を伝えることができません。愛は殻を破り、想いを伝えに行きます。

外は殻の中と違い様々な刺激・情報に溢れています。そんな嵐のような中、また、嵐のように巡り巡る心境の中、愛を伝えに駆け出します。

 

1コーラス目のBメロ

「夢見る  君のそば
 ドクドク バクバク 高く鳴る
 僕はただ 恋をした
 バクバクドクドク 早まる心臓
 溢れる愛情」

愛する人のそばを夢見て、心臓が高い音を打ちます。

この気持ちを「恋」と知り、さらに心臓の鼓動は早く、そして愛は心に抑えることができなくなります

 

1コーラス目のサビ

「晴れやかな青に 君が 君が
 僕だけの赤を 抱いた 抱いた
 さぁ 可憐で艶やか純白な愛が
 嗚呼 透明な君に混ざる

 僕の
 ラブベノム ドクドクバクバク
 ラブベノム ドクバク
 君の
 ラブベノム ドクドクバクバク
 ラブ混ざり星のよう」

  

「君」は快晴の青空のように一片の曇りもない青のように美しく見えます。

「君」は僕しか持っていない、赤く燃える愛情を受け取ります。

これにより、僕の純白な愛が、色を持たない君(=一切の穢れのない君)と混ざります。

しかしその様子は、愛という名の毒に侵される僕と君の色が混ざり合い、綺麗でもあり汚くもあります

 

 

2コーラス目のAメロ

「殻の中から飛び出した
 誰もが皆 水中
 僕らただただ泡の中
 君は僕は泳ぐだろう
 愛は深い深海へ」

殻の中から飛び出してみて、僕は思います。

僕らはみんな水の中で漂っているんだと、泡の中に閉じ込められているんだと。

水の中だから、浮かんだり沈んだりする。想いも同じだ。

僕と君の愛という想いは、深い深海へ泳いでいきます。

 

2コーラス目のBメロ

「いつかは別れるの?
 ドクドク バクバク 早く鳴る
 いつまでもそばにいたい
 バクバクドクドク こぼれる誘惑
 駆け出す心象」

「いつかは別れる時が来るの?」「いつまでもそばにいたい」といった僕の想いは、より心臓の鼓動を早めます。

そして僕の想いは徐々に「穢れ」を持った愛情へと駆け出していきます。

 

2コーラス目のサビ

「おおらか緑の 木々が 木々が
 紫の愛を 包む 包む
 なぁ もうすぐ再び君に会えるのかな
 嗚呼 黄色の差し込む光

 僕の
 ラブベノム ドクドクバクバク
 ラブベノム ドクバク
 君の
 ラブベノム ドクドクバクバク
 ラブ混ざり星のよう」

緑の木々のような優しい君の温もりが、僕の紫色(赤と青で混ざった色)の愛を包む。

そんな黄色く眩しい光のような妄想をしながら、再び君の元に向かいます。

 

3コーラス目のCメロ

「純愛叫ばせせて
 
 夢見てた 君のそば
 ドクドク バクバク 強く鳴る
 僕は今  抱きしめた
 バクバクドクドク 渦巻く星雲
 重なる愛情」

僕は「純愛」を叫びたくなるほど、愛に染まっています。

再び君に会えた。心臓はより強い鼓動を打ちます。

僕は君を抱きしめます。それは渦巻く星雲の様に綺麗でも汚くもあり、重なった愛を表しています。

 

3コーラス目のラスサビ

「晴れやかな青に 君が 君が
 僕だけの赤を 抱いた 抱いた
 さぁ 可憐で艶やか純白な愛が
 嗚呼 透明な君にほら ほら

 愛色の僕と 君が 君が
 交わり合うこの 音色 音色
 さぁ 僕にしか見せない君の色見せて
 嗚呼 雷鳴のような鼓動

 僕の
 ラブベノム ドクドクバクバク
 ラブベノム ドクバク
 君の
 ラブベノム ドクドクバクバク
 ラブ混ざり星のよう」

「晴れやかな~透明な君に」は1コーラス目のサビと同じです。

愛色(いろんな想いが混ざり合った色)の君と僕が交わりあって心臓の音が重なり合う。

「さぁ 僕にしか見せない君の色(想い)見せて」

心臓の鼓動は雷鳴のように強く打ちます。

君と僕は、愛に毒されドクドクバクバク。
それは綺麗でもあり汚くもある。まさに星雲のように。

終わりに

いかがだったでしょうか~

あっ!ここの歌詞こんな意味だったんだ!面白いな~  とか思っていただけたら幸いです。

たまにこういう記事も書いていこうかな!

おつププ~

2021.9.3

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